REAL Solutions: Solving the Financial Service
l robertson
New jearsey
高層ビルやマンションにも被害がでていたが、それほどひどい状況ではなかった。今回の
阪神大震災で中階層に被害が集中したのは、先ほどの実験のように、地震の周期が短かった
ことにおもな原因がある。
地震の揺れが、地面から建物の最上階にまで達する時間は、建物の高さによってきまり、
かかる時間は、概算で1階につき加分の1秒である。5階建てのマンションなら加分の5秒、
く、なかなかおさまらない。積み木の実験で、ゆっくりと揺らしたときのような状態だ。
いつぽう、阪神大震災のような〃局地的直下型地震″の場合は、周期は短く、震源の深さ
も比較的浅いため、揺れはじめの勢いも強い。憾を切ったように、いきなりドカンと揺れ、
その状態が何分間かの短いあいだに連続して襲ってくるのである。先の積み木実験の後者の
ほうにあたる。クルマを運転中に、うしろから突然追突されて、首の一か所に集中してダメ
ージを受け、むち打ち症になった、という話はよく聞く。
このマンションの場合にも、むち打ち症になるのと同じような現象が起こったと考えられ、
その部分が、5階の中階層に相当したのではないかと思われる。
